日本家屋のガラス戸を開け放ち、扇風機のみで涼をとって過ごす、パン屋の休日。
7月下旬から8月上旬までのこの季節は、いちばん暑くなる時期ですよね〜。
生きているだけで精一杯・・・という感じだけれど、この天気、絶好の梅干し日和である。
ということで、今日から3日間は、梅干しを干す!という仕事に専念する。
といっても、朝、梅をざるに広げたらお昼頃に一度裏表をひっくり返し、夕方になったら甕に戻す、というだけのことなのだが、この仕事でいちばん気になるのは、梅干しを広げている間に自分の背中や腕がじりじりと焼けつくことが気が気でならない、ことに尽きる。
ああ〜
真夏だ〜!
という実感を、身体全体で感じる瞬間。
畳に寝転がって、猫と一緒に昼寝。とか、縁側で梅酒と枝豆。とか、うちわをパタパタさせながら、月見。とか・・・
暑さは苦手だけれど、こんな日本の夏、案外嫌いではない。