風の通りすぎる場所@あおいベーカリー

自家製酵母のパン工房「風の通りすぎる場所@あおいベーカリー」に関するお知らせと、何気ない日常を綴っています。

酵母を起こす→パンの元種を作る

 昨日室温に出して、発酵具合を経過観察していた我が家のぶどう。
 午前中に、発酵が始まった気配がしていた・・・




と思ったら、午後にはもう、かなりの勢いになっていた!








 この様子だと、発酵のピークは明日かな?と思いきや、スターネットの納品から帰ったあとに見てみたら、






 うわ〜っ!







蓋を開けたところ、ぶどうが破裂するくらいのすごい勢いでガスが抜けて、ほとんど発酵のピークになっていた!!
 ぶどうの熟成度、工房の中が酵母で満たされている、気温が適温など条件がよかったからなのか、発酵のスピードが早い。ものすごい勢いで酵母が増殖している模様。
 この勢いのまま室温に置いておくと、慣性の法則も相まって発酵が急激に進み、あっというまに終焉(酵母が糖分を食べ尽くしてアルコール発酵が終わってしまい、酢酸菌が働き出す)が来そうだったので、とりあえず小麦粉と混ぜてパンの元種作りを開始してみることに。






今までの私の経験によると、6月後半から9月後半までは酵母にとって魔の時間帯。パンが作れなくなる事態に陥ることが多いのだけれど、今年は妙に調子がいい…というより、絶好調〜!?
 とはいえ、この後ちゃんとパンの元種になってくれるかどうかは、やってみなければわからない。
 それでも徐々に、「自家栽培ぶどうで自家培養した酵母でパンを焼く!」に近づいてきましたよ!