風の通りすぎる場所@あおいベーカリー

自家製酵母のパン工房「風の通りすぎる場所@あおいベーカリー」に関するお知らせと、何気ない日常を綴っています。

ジンジャーエールや調味料に使えるショウガのコンフィテュール

 去年、ヒジノワで「カフェあをあお」をやった時に、手作りのジンジャーエールを出したいなぁと思い立ってレシピを調べ、ジンジャーエールの元になる生姜のコンフィテュールを作ってみた。
 残念ながら、カフェあをあおでは注文が一つも来なかったのだが、残ったコンフィテュールは、夕食時の味噌炒めの元として大活躍!味噌に生姜のコンフィテュールを少量混ぜたものを炒めたナスと豚肉にからめたら、あっという間においしい味噌炒めが出来上がるのだった。
 新生姜を見かけて今年も作ってみたので、元のレシピを簡素化して、生姜とはちみつと砂糖だけで作るコンフィテュールをメモしておく。



ショウガのコンフィテュール

 材料
  ショウガ    200g
  砂糖      200g
  はちみつ     50g

 作り方
  1.ショウガは細かく刻んではちみつと混ぜ、フードプロセッサーやミキサーにかけてなめらかにする。
  2.1.を小鍋に入れて砂糖を加え、15〜30分おいて砂糖を溶かす。
  3.2.を火にかけて、焦がさないようにかき混ぜながら10分くらい煮詰める。
  4.なべ底に「一」の字が書けるようになり、「一」の字がすうっと戻っていくくらいのところで火を止める。
   (冷めると固まるので、やや柔らかめのところで火を止める。「一」の字がしっかり書けるところまで煮詰めてしまうと煮詰めすぎになるので、注意)
  5.熱いうちに煮沸消毒した瓶に詰め、よく冷ましてから蓋をする。(蓋の裏に水滴がつかないように)冷蔵庫で1ヶ月保存可・・・と書いてあったが、使い切るまでの3ヶ月くらい問題なく保存できました。


・ショウガは土ショウガ(ひねショウガ)でも新ショウガでもどちらでも大丈夫。土ショウガは辛みが強め、新ショウガは比較的爽やかな辛みになる。
ジンジャーエール用に作る時は、シナモン、カルダモン、クローブ、鷹の爪などのスパイスを加えると本格的!出来上がったコンフィテュール大さじ1にレモン汁を加えて炭酸水で割れば、手作りジンジャーエールの出来上がり。
・ショウガはすりおろしただけでは粗いため、ジンジャーエール用に作る時にはフードプロセッサーかミキサーでなめらかにする。調味料として使うだけの時には、すりおろしたものでも可。(すりおろして作ったものを炭酸で割って飲んだら、ショウガの繊維がのどにからんでむせました(笑))
・コンフィテュールはトーストにジャムとして塗ったり、紅茶に入れてもOK。
・豚肉とナス、豚肉とキャベツなどの味噌炒めにも。味噌大さじ2にコンフィテュール小さじ1〜1.5くらいの割合で混ぜておき、豚肉と野菜に火が通ってしんなりしたところに加えてからめる。
・砂糖は、洗双糖=粗製糖を使うとよりおいしくできます。