アマナが咲き終わるのと入れ替わるように、ムラサキツユクサが咲き出した。
何で増えるのか、庭のあちこちにムラサキツユクサが生えてくるので、帰化植物のこれが増えすぎるのは如何なものか・・・という懸念から、一時期新しく出てきた株を刈りとっていたのだけれど、ここ2~3年のうちに気持ちが変わり、アマナの次にムラサキツユクサが庭を紫に染める・・・というのもいいかなと、刈りとる手を緩めたところ、株が少しずつ大きくなってきた。
実際には、連休が終わる頃から咲き始めているので、梅雨入り前の季節に咲くのだけれど、名前のおかげもあって、雨の季節にこの濃い紫色の花はとても似合っているような気がする。
新芽が伸び出したぶどうには、蕾がつき
花数が急に増えたマルメロに、今年は実がつきそうな予感が・・・。
なかなか花が咲くことのないサントリナ。植えてから、6年くらい経っただろうか。なんと、蕾が立ちあがった(2~3個だけど)。
野草のフタリシズカにも、花が咲く。
未だに名前がわからない、オダマキに似た花。
一面に咲く小さな花が、何かの花模様のようなニワゼキショウ。
先週末咲き始めたノイバラは、次々と花を開かせている。
考えてみれば、あまり手を加えずに、自然のままの花が咲いているこの庭は、自家培養酵母でパンを焼くことを稼業にする私にとっては、何物にも代えがたい環境なのではないだろうか。
伸びる速度が一段と早くなっていく雑草の草刈りに手こずりながらも、野に咲く小さな花を見つけては手を止め、そんなことを思う5月の後半。ホタルブクロの葉っぱも目につくようになった。
初夏の入口。