風の通りすぎる場所@あおいベーカリー

自家製酵母のパン工房「風の通りすぎる場所@あおいベーカリー」に関するお知らせと、何気ない日常を綴っています。

満月

 3か月間の大家族から今日は一転、これまでの一人+猫3匹住まいに戻った。
 みんなが使った布団カバーやシーツを洗濯して、パンを焼いて、午後は少し、ショップスペースに手を入れた。
 といっても、机を運び入れ、小物類を飾ったという程度。インテリア(というほど大げさなものではないが)を考えるのは、楽しい。使うもので、雰囲気が変わってくる。
 厨房内は営業許可を取るために天井をフラットにしたが、販売スペースは片流れの屋根のままに、高くした。おかげでその分、開放感が出て、風通しがよくなった気がする。
 床に野地板を使い、壁はベニヤのままクラシックホワイトのペンキを塗ったので、どこか古い校舎の教室のような感じが漂う(気がする)。あるいは、昔の医院の受付窓とか?(笑)






 机の上には、会津にいた頃新潟の骨董屋で買った出所不明の青いランタン。それから壁には、母が亡くなった年に買った、落田瑶子さんの絵を飾った。







西向きの窓際には、ガラス瓶を。入り口わきの壁には、古い状差しを。







 机代わりにしたミシン台は、実家で使っていた足踏みミシン。状差し(壁掛けのレターケース)も、実家にあったものだが、いつからか私がもらって使っていた。味わいのある木彫りの風合いとデザインが気に入っているのに、手紙がメールにとってかわられてから出番が減ってしまった。





 ここには、ハガキサイズのショップカードを入れたいな。



 そう言えば今日は、満月だった。
 夕方買い物に行った帰り道、上がってきたばかりの月が雲の間から顔を出していた。明るくて、すごく大きく見えた。でも、今日の満月は今年いちばん小さい(地球からの距離が遠い)そうな。
 パン工房プロジェクトの最終予定日が満月の日だったのも、今思えば不思議だ。結果的には1日前の14番目の月の日にプロジェクトは解散して、メンバーがそれぞれの次の場所に向かったけれど。