カンパーニュは今までずっと、型を使わず、手成型で作っている。
型を使うほどの大きさのカンパーニュにはしていないということと、バヌトン型そのものが高価だということもあってのことなのだが、新しいガスオーブンで焼くと必ず胴割れしてしまい、温度のせいなのかとあれこれ考えていた。
そんなこんなの4日前、ふと、手持ちの小さなザルを型の代わりにして二次発酵をして、焼いてみたら・・・
クープがうまく開いた〜!
考えてみると、手成型で底を下にして二次発酵すると、どうしても重力を受ける底の生地が緩まないため、窯伸びの力に耐えられなくなる、ということなのだろう。つまり、カンパーニュの底が胴割れしてしまうのは、オーブンの温度ではなく、バヌトンを使えば解決する(に違いない)ということがわかった。
で、買ってしまいました、バヌトン型〜!
16cmの小ぶりなものを、6個。
それにしてもバヌトン型って、なぜあんなに高いのか?
今回は、日本の籐細工店の、値段も他のものに比べたら手頃なものを見つけたので、注文してみた。(日本製なのかどうかは定かではありません)
さて、この型を使って、明日はカンパーニュを焼いてみるかな。