風の通りすぎる場所@あおいベーカリー

自家製酵母のパン工房「風の通りすぎる場所@あおいベーカリー」に関するお知らせと、何気ない日常を綴っています。

単なるキュウリの塩もみ

 今回も、レシピというほどのものではなく、特にパンに合うメニューというわけではない。(自分の当初の目論みからはやや外れているような気がするのだが、ワタクシ料理が得意というわけではないのでお許しくださいね)
 夏になると、キュウリが飽きるほど収穫される。そのキュウリ、ただ塩もみしただけなのにおいしい、という話。


 会津に住んでいた時、地元の人たちと山にぶどうづるなどを採りに行く機会があった。採取の時期は、6月下旬から7月初めの、キュウリの収穫が始まる頃。
 山で食べるお弁当に、誰もがもってくるのがキュウリだった。
 そのキュウリ、たいていは塩で揉んであるだけ。ただ、人によってキュウリの切り方や、味付けが違っている。
 それをまねて自分で作ってみたところ、私のお気に入りは、一口大に乱切りにしたキュウリと千切りの生姜をポリ袋に入れ、ややきつめに塩を振ってポリ袋の上から揉んで、それを冷蔵庫に入れてなじませる、というもの。
 ただそれだけなのに、ご飯が進む。河童か?というくらいに、いくらでも食べられる(大げさ
 おにぎりのお供にも、ぴったり。
 お弁当と一緒に持参する時には、小さなポリ袋で作って、そのまま持っていくと便利。
 あ、パンにも合いますよ。
 サンドイッチの箸休め的な、ピクルス替わりにつまむとか、あるいは、ハムやチーズ、野菜といっしょにサンドイッチに挟むのもよい。
 パンは、食パンでも、カンパーニュやライ麦パンでもOK。


 キュウリは体を冷やす効果があるので、夏にはぴったりの野菜。旬のものを食べることが、元気に夏を乗り切るこつですね。



単なるキュウリの塩もみ
 材料
  キュウリ
  塩
  生姜(あるいは、大葉=青じその葉や、シソの実のしょう油漬けなど、好みのもので)

 作り方
  1.キュウリは一口大の乱切り、生姜は千切りにして、ポリ袋に入れる。
  2.きつめの塩をして、ポリ袋の上から手で揉む。
  3.冷蔵庫で、3〜5時間塩をなじませる。

※漬物=浅漬けなので、ある程度塩をきつめにしないとおいしく漬かりません。
 キュウリ3本に、塩大さじ2/3〜1くらい?



土鍋で炊いたご飯と、夏野菜の味噌汁とこのきゅうりがあれば、それだけでも食欲が増します♪
・・・む、む、む、全然パンの宣伝になっていないっての!