作っている人が地味なせいか、気づけば地味な丸パンばかり・・・
どれが何パンか、というのは、作っている人しかわからなそうですが、味はひとつひとつ違います(あたりまえ
華やかな菓子パンや惣菜パンは、生地が一種類でパンの上に乗せるものや中に入れるもの(フィリング)で味を変える、ということが多いのではないかと思うのですが、ここで作っているのは、そういうパンではありません。
複数の種類の酵母が働く自家製酵母で、ゆっくり発酵させて作る、粉の味がよくわかるパン。かみしめるごとに深い味わいが口の中に広がっていきます。
なので、あえてバターやジャムをつけなくても、おいしいのです。
体の中の、細胞の一つ一つにまで食べ物の滋養が沁みこんでいきそうな・・・自分で言うのも何ですが、そんな気がすることがあります。
そんなパンを作ってくれているのは、目には見えない小さな生き物たち。
今日も、パンが作れました。
酵母くん、ありがとう。