風の通りすぎる場所@あおいベーカリー

自家製酵母のパン工房「風の通りすぎる場所@あおいベーカリー」に関するお知らせと、何気ない日常を綴っています。

豆を茹でる

 今日は節分ですね〜。
 節分と言えば、豆。
 豆まきも恵方巻きもなく終わってしまった我が家ですが、豆を食べるのは好きで、パンに入れるカレーを作る時にも豆を使うことが多いです。あるいは、カレーに飽きて、具がチリビーンズになっていることもしばしば。
 その豆を煮るのに、普通の鍋を使ったり、シャトルシェフ(保温できるあれ)を使ったりしていたのですが、20代の頃によくやっていた、乾燥豆の袋に書いてあったやり方がとても便利だったことを思いだして最近あらためてやってみたら、これがいちばん省エネかついちばんうまく豆を茹でられるということを再発見!
 ということで、レシピ・のようなものにメモしておこうと思います。
 豆好きな人、この方法を使えば気軽に豆を茹でることができますよ〜、ということで。

 そのために使うのが、魔法瓶。電気ポットではない、ごくシンプルな魔法瓶をご用意ください。
 容量1L位の大きさで、200g〜250gの豆を茹でることができるので、小さなもので十分です。


豆を茹でる
1.魔法瓶にお湯を適宜入れて温め、湯を切る。
2.さっと洗った豆を魔法瓶に入れ、沸騰したお湯を魔法瓶の口いっぱいまで注いでふたを閉め、1時間置く。
3.1時間後、アク抜きのために、豆をザルに上げて湯を切る。
4.あらためて豆を魔法瓶に戻して、沸騰したお湯を口いっぱいまで注ぎ、ふたをして一晩置く。
5.一晩置いた豆を煮汁ごと鍋に移し、好みの調理で味付けをする。(煮汁の量は、適宜調節)


一晩というのは、約8時間ということですね。
なので、朝これをやっておくと、夕方の夕食時に豆が茹であがっていることになり、すぐに調理できる状態になっています。
豆の種類や豆の新旧によっても茹であがる時間が微妙に変わってくるので、好みの固さになるまでの時間を何度かやってみて、掴んで下さいね。
ちなみに大豆や黒豆など、たんぱく質の多い豆は、7〜8時間くらいがちょうどよいと思います。
金時豆や小豆など、炭水化物の多い豆は柔らかくなりやすいので、6時間前後と、早めに湯を切ったほうが、煮くずれがなくおいしくできると思います。(秋から初冬の新豆の時期には、3〜4時間で柔らかくなることもあります)
湯を切る前に菜箸などで豆を取り出して、食べてみて、チェックしましょう。

魔法瓶は、豆を煮るほか、米麹で作る甘酒にも使えます。
省エネかつ、気軽に豆料理ができる豆を茹でる方法。お試しくださいませ〜。