風の通りすぎる場所@あおいベーカリー

自家製酵母のパン工房「風の通りすぎる場所@あおいベーカリー」に関するお知らせと、何気ない日常を綴っています。

製本わくわくショップ

 本日、臨時休業をいただいて行ってきたのは、2年前から益子のハナメガネ商会さんにリクエストしていた、絵本作家のスギナカモモコさんによる製本ワークショップ。
 きっかけは、ハナメガネ商会さんがびわ市の時に販売していたのを見て気に入って買った、スギナカさんの絵本だった。ハナメガネさんから、出版社から製本して出すとすごくお金がかかるので、スギナカさんが一つ一つ自分で製本して作った絵本なんですよ、と聞かされ、目からウロコの衝撃を受けたことに始まる。
 自分で製本して、こんなに素敵なものができるなんて!(しかも、手作りなので、ページ数の制限もないし、凝った紙を使うことだってできる)
 そして、その後あらためてハナメガネ商会さんに伺った時に、

 製本ワークショップ やってください!

と、お願いしたのだ。
 以来待つこと、2年余り。
 ようやく開催の運びとなり、臨時休業までして行ってきたわけだが、

 行ってよかった〜!

ハナメガネ商会さんのある古民家の雰囲気と、オトメゴコロをくすぐる絵本や雑貨に囲まれた中で行われたワークショップ、すごく愉しかった。


で、作ってきたのは、これ。





 
スギナカさんが用意してくれた表紙用のラベルがかわいすぎる!ので、とても素敵な出来上がりになり、大満足♡




 製本は、ずっと前から気になる分野だったのだが、予想通りぴったりと私のツボにはまった。こんなものを作ってみたいなぁというアイデアも、すでに2つ3つ思い浮かんでしまった。
 実は、パン屋以外に小さな副業を持てたらいいな…と思っていたのだが、この製本技術(?)を使って、何かできそうな気がしてきた。
 本当は、活版印刷をしてみたかったのだが、本格的な活版印刷はあまりにも覚えることや揃えるものが多すぎて、かつ、老眼年齢に達している私にはもう無理!ということがわかって諦めた。レタープレスという、簡易型活版印刷ごっこができるものがあって、それならなんとかできるかも?と道具を買ってしまってはいるのだが、まだ全然手をつけられていない。
 でも、製本を軸に考えていったら、何かできそうな気がしてきた。
 何かこう、クリエイティブなことをしたいという気持ちをくすぐるこのワクワク感が、たまらんな(笑)

 そのうち、パンと一緒に、本のカタチをしたモノが店に並ぶ日がくる・・・かも!??