風の通りすぎる場所@あおいベーカリー

自家製酵母のパン工房「風の通りすぎる場所@あおいベーカリー」に関するお知らせと、何気ない日常を綴っています。

自家栽培ぶどうの自家培養酵母でパンを焼く(仮)

 9月になったというのに、天気がすぐれず、今日も雨模様・・・
 ぶどうはいつになったら紫色になって、摘み頃になるのか?このところ私は、気が気ではない。
 一部、傷み始めているところもあるし、この雨を吸い続けて、ぶどうの実はパンパンに膨れているようにも見えなくない。

 もう 限界だ!

いや、ぶどうが限界というよりは(今の私は、その判断のつけ方がわからない)、自分の心配の我慢の限界が近い・・・ということで、今日の午前中に全部実を摘みとってしまった(笑)




 いざ摘んでみると、葉裏の下の方にも房があって、思った以上に実がついていた。
 ざっと汚れを水で流し、実を外しながら恐る恐る食べてみると、

 甘〜い!
 おいしい!!




雨のあとだからか、やや水っぽくて味が薄い感じがしたけれど、なんと、ちゃんとおいしいぶどうになっていた!
 ぶっちゃけ、苗を植えただけで、その後は特に肥料も何も上げていない。あえて言うなら、地粉を買った時につけてもらっているふすまの余ったものを株まわに撒いたのと、刈りとった雑草を根元に積み上げただけ。ぶどう棚もまだ作れていないので、蔓は好き勝手に伸びている。結果として、完全に放置栽培だ。
 それでも、紫色にまでなっていないが、すでに熟して柔らかくなって甘くなっているぶどう。ブルームもたくさんついて粉がふいたようになっているし、うまく発酵しそうな気がする。
 早速瓶詰めにして、しばし冷蔵庫で保管。その後室温に出して、発酵を促す・・・という方法で試してみる。





 とりあえず一昨日瓶詰にしたぶどうの方を室温に出して、これから経過観察を始めます。
 うまくいけば、本当に自分の家の庭で生きている酵母を使ってパンを作る、ということができるはず!
 どうなることやら。楽しみ〜。