風の通りすぎる場所@あおいベーカリー

自家製酵母のパン工房「風の通りすぎる場所@あおいベーカリー」に関するお知らせと、何気ない日常を綴っています。

牡蠣と白菜のクリームシチュー

 今年の営業日が終了して、ほっとした今日は、夕食に牡蠣と白菜のシチューを作った。
 1ヶ月くらい前に思い立って作ったところ、妙においしくできて大満足だったのだが、その時、

 あ〜
 これといっしょに
 白ワインが飲みたいな〜

と思ったものの、買い置きなどなかったので仕方なく水でお茶を濁したのだが、今日はクリスマスイブに飲んだ白ワインの残りがある!とわかっているので、

 よし
 今日は 一人忘年会だ!

と、作ることにしたのだ。
 みなさん、クリームシチューを作る時には、市販の○○の素、のようなものを使ったりしているのでしょうか?
 そんな○○の素を使わなくても、難しいホワイトソースを作らなくても、手軽にクリームシチューが作れる方法があるのです。
 ということで今日は、レシピ・のようなものにメモしておく。


牡蠣と白菜のクリームシチュー
材料(2〜3人分)
 生ガキ   1パック
 玉ねぎ  中1/2個
 白菜   中1/4個
 人参    1/2本
 ジャガイモ  1個
 しいたけ   適宜
 小麦粉(薄力粉) 大さじ3
 バター       30g
 牛乳     300〜400cc
 スライスチーズ   1枚
 塩 こしょう ローレル(月桂樹の葉
 
作り方
 1.玉ねぎは、3〜4mmくらいの厚さにせん切りにする。
   白菜は縦に1/4個にしたものをさらに2等分し、芯の部分と葉の部分を分けて、ざく切りにする。
   人参は、いちょう切りにする。
   ジャガイモは2等分してから3mm厚さくらいにスライスして、水にさらしてアク抜きをする。
   しいたけはせん切り。
 2.シチュー鍋にバターを入れ、弱火で溶かす。
   玉ねぎ、白菜の芯の部分、人参、ジャガイモを入れて、透明感が出てくるまで炒める。シイタケも加えて炒める。
 3.野菜がしんなりしてきたところで小麦粉を振り入れ、(焦げつきやすいのでやや弱火にして)全体にからめて粉っぽさがなくなるまで炒める。
 4.水を150〜200cc加えて、とろみが出るまで混ぜ合わせる。
   とろみが出てきたところで、へらでぐるぐるとかき混ぜてグルテンを出すようにするとよい。   
 5.適度にとろみがついたところに、牛乳(冷たいものでよい)を加える。
   全体に温まってきたら、スライスチーズ(溶けるタイプのものでなくてもOK)を入れて溶かし、野菜に火が通るまで煮込む。(とろみがでてくるとさらに焦げつきやすくなるので、火加減に注意。絶えず、なべ底をかき混ぜること)
   あれば、ローレル(月桂樹の葉)を二つに折って加える。(香りがよくなります)
 6.野菜に火が通ったら、白菜の葉の部分を加え、火を通す。
   塩、こしょうで味を調える。
 7.白菜の葉に火が通ったところで(軽く煮立てている状態)、カキを入れ、カキに8分通り火が通ったところで火を止め、鍋にふたをして予熱で火を通す。


・買い置きの小麦粉とバターさえあれば、○○の素がなくても作れます。
・スライスチーズは、溶けるタイプのものではなくても溶けるので、大丈夫。チーズを1枚入れるだけでコクが出ておいしくなるから不思議。
・とろみをつけるための小麦粉+バターは、同量(1:1)が基本です。好みに応じて分量を調節してくださいね。
 これを4〜5人分くらいにしたい時(倍の分量で作る時)には、小麦粉とバター50gずつくらいが適量だと思います。
・牛乳の量でシチューの濃さが変わるので、好みに応じて加減してください。
・あれば、白ワインを加えると、より風味が増します。
・7.でカキを加える時には、軽く煮立てた状態にしておかないと生臭さが出やすくなります。ということは、カキ自体から味が抜けやすくなります。
・丁寧にやるのであれば、カキを酒蒸し(小鍋に牡蠣を白ワインを入れて火にかけ、カキがふっくらとしたところで火を止める=このときは、白ワインとカキを同時に火にかけてもOK)にし、小鍋の蒸し汁をシチューに入れ、カキだけを先にシチューを入れる器に入れておいて、そこにできたてのシチューを加えると、カキに火を通しすぎずに作れます。

※材料を変えれば、いろいろなバリエーションが楽しめます。
 *キャベツ、玉ねぎ、ジャガイモ、カリフラワー(下ゆでして最後に加える)にすると、白っぽいホワイトシチュー
 *さいの目に切ったジャガイモ、人参、玉ねぎ、シイタケ+(スライスチーズの替りに)クリームタイプのコーン缶 のシチューは、子供でも食べやすい