風の通りすぎる場所@あおいベーカリー

自家製酵母のパン工房「風の通りすぎる場所@あおいベーカリー」に関するお知らせと、何気ない日常を綴っています。

豚肉と野菜のトマトシチュー

 珍しく、「レシピ・のようなもの」が続きますが・・・
 旧年中に使い切れずに残ったトマトホール(缶詰の残り)が冷蔵庫にあるの思い出し、

 これ 早く使ってしまわないと!
 何を作ろうかなぁ・・・

と考えていたところ、急にトマト味のシチューが食べたくなった。
 買い置きの豚小間肉があったので、これと野菜でトマト味のシチューを作ったところ、思い通りの味にできて満足〜!
 カンパーニュとの相性抜群でした。。。

 というわけで、メモしておく。


小間肉と野菜のトマトシチュー
材料(2〜3人分)
 玉ねぎ   1/2個
 人参      1本
 じゃがいも   2個
 しいたけ   3〜4枚
 パプリカ    適宜(あるいは さやいんげん)
 豚小間肉    120〜150gくらい
 トマトホール缶   1缶
 トマトケチャップ  適宜
 ローレル(月桂樹の葉) 1〜2枚
 ローズマリー     1枝
 オリーブオイル 塩 黒コショウ

作り方
 1.玉ねぎは、厚めのせん切りにする。
   人参は、6〜7mmの厚さの輪切り。
   じゃがいもは、やや大きめの乱切りにする。
   しいたけは、一口大にそぎ切りにする。
   パプリカは好みで、一口大に切る。(くせがあるので、入れなくてもよい)
   豚小間肉は、大きければ食べやすい大きさに切る。
 2.鍋にオリーブオイルを多めに入れて火にかけ、油が温まったところで豚小間肉を入れて炒める。
  (豚肉の焦げがいい味を出すので、多少の焦げつきは気にしなくても大丈夫)
 3.肉にあらかた火が通ったところで、玉ねぎ、人参、じゃがいもを入れて炒める。
   野菜に油が回り、表面に透明感が出てきたところでシイタケを加え、しいたけに油がからむまで炒める。
 4.ホールトマトを加える。
   ローレルの葉を二つに折って加える。(葉を折ることで、香りが出やすくなります)
   ローズマリーも枝ごと加える。
   トマトが崩れにくければへらでつぶし、焦げつかないように時々へらでかき混ぜながらある程度野菜に火が通って煮詰まってくるまで煮込む。
 5.沸騰している火を弱め、ふたをして野菜が柔らかくなるまでじっくりと煮込む。
  (時々焦げないようにかき混ぜながら)
 6.野菜に火が通ったところで、塩、黒こしょうで味を調える。
   味が薄いようであれば、ケチャップを適宜加える。
   また、酸味が強いようであれば、砂糖(キビ砂糖などがおすすめ)を適宜加える。
 7.味を調えたあとにパプリカを加え、さらに5分くらい煮込んで味をしみこませる。
 
※ここで食べてもおいしいのですが、一度火を止めて冷ますことで味がさらに沁み込み、おいしくなります。

・今回は買い置きのあったトマト缶とケチャップで作ったのですが、トマト缶がないので買ってくる!という方は、トマトピューレを使ったほうが濃厚な味が出しやすいです。トマトピューレは、水を加えて濃度を調整します。
 4.で、ホールトマトの替りに水を加え、煮立ってきたところでピューレを加えます。
 また、一度開けたトマトピューレは冷蔵庫で保存しても傷みやすいので、使い切ることをおすすめします。
・パプリカは、たまたま冷蔵庫に残っていたので入れたのですが、さやいんげんを下ゆでしておいて、7.で加えてもよい。青味のある野菜を入れると、彩りがよくなります。
ローズマリーの替りに生のタイムや、ドライハーブのオレガノやバジルを使ってもOK。または、ナツメグクローブでも。
 ハーブやスパイスの使い方がうまくなると、料理が一味もふた味もおいしくなりますよ〜(^_^)
・余談ですが、ローレル(月桂樹の葉)は、物産館や道の駅で、農家の方の庭にあるもの(と思われる)が1袋100円くらいで販売されていたりするので(何気なく棚に置いてあったりします)、見つけてみるといいかも。
 春先や晩秋など、剪定する時期に見つけやすいのですが、春先のものはカビやすいことがあるので、新芽ではない厚口の葉をよく乾燥させてあるかどうかを確かめましょう。