真岡が日本一の生産地となっているいちご。
クリスマスの頃から店頭で見かけるようになるけれど、旬は5月。
直売所などでは今、小粒のいちごが格安で買える。でもって、初夏の日差しを浴びたいちごは甘くておいしい。
ということで、去年に続いて今年もセミドライストロベリーを作ってみることにした。
いちごと、いちごに対して50%の重さの砂糖を混ぜて鍋に入れ、そのまま1日置いていちごから水分を引き出す。
それを鍋ごと火にかけて砂糖を溶かし、沸騰してから3〜5分くらいいちごに火を通して火を止め(長く火にかけるといちごが崩れてしまう)、そのまま冷まして半日シロップに漬けておく。
シロップ漬けのいちごをザルにあげて水分を切り、自然乾燥(天日干し)、もしくは110度のオーブンで40分乾燥させてから好みの状態まで自然乾燥させて出来上がり・・・なのだが、
只今、シロップ漬けのいちごの水分を切って、自然乾燥を始めたところ。
そんな折、会津の師匠から手作りのブルーベリーゼリーが届いた。
寒天ゼリー状にしたブルーベリーがチューブに入っていて、それをちゅるちゅる吸うタイプのあれ。
材料にはブルーベリーやレモン、寒天の他に、赤ワインも入っている。おお〜!何やら、おいしそう〜〜〜!
今日は、不覚にも酵母の育成が間に合わず、パンを作ることができなくてお店を臨時休業してしまったので(大変申し訳ありませんm(_ _)m)、昼間モミジの剪定とその周りの草刈りをしたのだが、肉体労働のあとに件のブルーベリーゼリーをちゅるちゅるしてみたところ、結構やわらかめだったために口の中にすごい勢いで入ってきて、さらに私にはちょっと甘すぎたので、衝撃的な一撃を喰らった!?いや、添加物なし(とろみは寒天でつけてあり、酸味料を使わずレモン汁、防腐剤も一切なし。しかもブルーベリーは自家栽培を手摘みしたもの)の手作りゼリーはとてもおいしかった!ということです。もしかすると、冷凍してシャリシャリにした方がおいしいかもしれない。
それでもって、酵母の件は、今まで使っていた酵母の体調が芳しくない様子になっていたので新しく起こし直していたのだけれど、冷蔵庫で保管しながらゆっくし発酵させていたところ、今週末のパン作りには間に合わない状況になってしまった。昨夜、まだ発酵力が今一つな感じのまま生地を仕込んでみたのだが、残念ながらうまく発酵しなかった。酵母の熟成不足と思われ、あと数回かけ継ぎをして育成しないとパンを作るだけの発酵力がつかない様子なのだ。
そんなわけで、季節の変わり目のこの時期、酵母作りは微妙に失敗しやすい魔の時間帯でもあるため、今週は大変申し訳ありませんが、3日間臨時休業とさせていただきます。
綱渡りの自家製酵母のパン屋、ついにこのタイミングが来てしまったか・・・(涙
来週は酵母がうまく育ってパンが焼けますように!と祈るのみ・・・。