大きなキャベツを一玉いただいたのだが、そのままの大きさでは冷蔵庫に入れられなかったので、とりあえずザワークラウトを作ってキャベツを小さくすることにした。
ザワークラウトというのは、ソーセージなどのつけあわせとして添えられていたりする、酸味のあるせん切りキャベツの漬物のようなあれである。
そのザワークラウト、実はキャベツと塩だけで簡単にできるって、知ってました?ひと言でいうと、千切りのキャベツを塩もみして発酵させ、乳酸菌で酸味を漬けたもの。発酵もの、というだけで、私の心をくすぐる一品なのである。
かなり前に一度作ってみた記憶があるのだが、どんな味に出来上がったかの記憶が全くない。記憶がないということは、おいしくできなかったのだったか?そのことさえも全く覚えていない。(大丈夫か、わたし?)
で、あらためて挑戦(?)したので、メモしておく。
ザワークラウト
材料
キャベツ 大き目の葉を3〜4枚
塩 キャベツの重さの2%
作り方
1.キャベツを入れるためのガラス瓶とフタを、煮沸消毒して冷ましておく。
2.キャベツはせん切りにしてボールに入れ、2%の塩を加えて手でよく揉む。
3.煮沸消毒した瓶に、2.のキャベツをぎゅうぎゅうに詰め、キャベツから出た水分もいっしょに瓶の中に加える。
4.暖かい場所で発酵させる。1日に数回、ビンを上下に返したり回したりして上部のキャベツに塩水がかかるようにする。(腐敗防止のため)
5.さらに発酵してきたら、1日に数回ふたを開けてガスを抜く。
6.2〜3週間後、好みの酸味になったら出来上がり。それ以降は冷蔵庫で保存する。
・乳酸発酵した時には、いい匂いがしてくる。においがよくない時には腐敗のほうに進んでしまったので、残念ながら廃棄して、瓶とフタをあらためて煮沸消毒してから作り直す。
・キャベツの水分の上がり方が少ない時には、“2%の塩水”を足して、キャベツの高さのの8分目くらいまで液が漬かるようにすると、腐敗防止になります。
※今回はちょうど、梅干しを詰替えたあとの梅酢があったので、少な目の塩で塩もみした後、ビンに詰めて梅酢を注いで漬けてみた。
発酵が早めに進んで、1週間くらいでおいしく漬かった。
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ぷくぷくと泡が出ているところが、心躍りますね〜(笑)