今年の猛暑で草刈りが思うようにできず、未だに未開の地となっている個所もある庭の、なんとか草が短くなっている地面の片隅で、イネ科の雑草やゲンノショウコに交じって、イヌタデが咲いている。
子供の頃から見慣れたこの小さな草を見ると、秋の涼しさと共に心が落ち着く。
この、渋い赤色のせいかな?
何色と言えばいいのだろう・・・エビ茶色?
ちなみにこちらは、野草のホトトギス。
野の草に目を止める時、自然にこぼれ落ちている色の深みと、それを詳細に見分けて味わい深い名前を付けた日本人の感性に思いを馳せる。