ふと気づいたら、庭の片隅に水仙の葉が相当の長さで伸びていた。
もう5年くらい前になると思うが、そのあたりに日本水仙の球根を植えたことがある。確か買った時は、植木鉢に花が咲いて売られていたものだったと記憶しているのだが、その後毎年春先・・・というか、冬が終わる頃に葉が伸びては来るものの花が咲いたことがなく、
これ
水仙のはずだよな~
と、葉っぱだけを見て花を見ずして忘れてしまい、夏になる前にいつのまにか葉も消えている・・・、という謎の一つとなっている。
もう一つ、春先に出てくる葉を見て、
これ たぶん
ニリンソウだよなぁ~
と思いながら葉っぱを見るのだが、やはり花が咲かないままいつの間にか夏になると葉が視界から消えている草があり、これは水仙を植える前からの謎となっている。
それにしてももう、水仙の葉が伸びて来るとは、気が早い。
今年は11月になっても暖かく、そのせいだろうか?
花が咲かないまま年を越すのか?
それとも、今年こそは花を咲かせてくれるのか?
植物が花を咲かせないのは、土の成分組成が関係することも多いようなので、何かを補ってあげれば咲くようになるのか?
と考えつつも、結局いつもそのままになって、1年後に、
そう言えば 去年も咲かずに終わった
と思い出すのが関の山なのだが・・・。
冬枯れにはまだ少し早い今は、思いがけない色に紅葉(?)した草の葉に目が行く。
葉っぱの形からすると、オカトラノオのようなのだが(違うかな??)、こんな色になるのを初めて見た。ような気がする。(今まで見たこと…気がついたことがない)
種が飛び散ったあとの、ゲンノショウコもかわいい。
また来年も増えて、たくさん花を咲かせてくれそうだ。
名残りのワレモコウに
いまだに花を咲かせているホトトギス。
いまだに霜が降りない庭は、冬枯れを先延ばしにして、地面を覆った雑草の葉で青々としている。