風の通りすぎる場所@あおいベーカリー

自家製酵母のパン工房「風の通りすぎる場所@あおいベーカリー」に関するお知らせと、何気ない日常を綴っています。

一回りの9月

 9月になって日暮れが早くなり、夜が涼しくなって虫の声がよく聞こえるようになった。


 ワレモコウ

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 ヘクソカズラ

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 ユウガギク(?)

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 秋の草花は、落ち着いた色合いをしている。
 その傍らで、夏の名残の露草も、まだ花を咲かせている。


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 うちの庭で生ったぶどうで、酵母を仕込んだ。


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 発酵が進んだら、正真正銘の自家酵母…かな。
 小麦までは自家栽培していないので、この酵母を使ってできたパン種までは全部自家製の・・・とは公言できないが、庭に植えたぶどうの木になった実を発酵させて育てた酵母は、間違いなく、我が家の庭で生きていた酵母といっていいだろう。
 それだけでも愛着が沸いてくる。
 思い返せば、最初に自家製酵母のパンを作った時に使ったものが、畑を借りて植えていた、自分の育てたブルーベリーの実だったことがきっかけで、幾度となく立ちふさがる困難にもめげずに自家製酵母のパン屋になりたい!と強く思い続けることができたのだった。
 人生、何が転機になるかわかりませんね~。

 最初に酵母を起こしたのが2007年の7月だったので、あれから12年。
 ということは、一回りしたということだ。
 この辺でちょっと、次の新しい扉を開けるための突破口がほしいなぁと思ったりしている、13年目の9月。