工房の真横にある エルダー
別名 西洋ニワトコ
実は この庭に植えてから
20年近くなると思うのだけど
工房を作る前に
庭にあった木を ほとんど伐採して
工房用のスペースを作り
このエルダーも
工房横の位置となる場所に移植した
それまで 大きな木に囲まれ
なかなか成長しなかったのが
日当たりがよくなったおかげで
大きくなり始め
2~3年前から さらに
株と背丈が大きくなって
つぼみを 少しずつつけるようになった
小さなブーケのような花は
ほのかな香りがある
西洋では「魔女の木」とも呼ばれ
薬効があるとされる
ここにきて ようやく
店のシンボルーツリーらしくなってきた
その エルダーが
今年は 花数をぐんと増やして
満開になった
風が吹くたびに 細い枝が揺れ
ハーブのような花の香りが
ほんのりと 庭に漂う
その瞬間
ここにいる そのことが
幸せのアロマテラピーになる