昨夜・・・というか、今日の午前2時。
営業日終りの疲れ切った夜中だというのに、ブログを書いたりしていて起きていたので、えいっとダウンジャケットを着て庭に出てみた。
凍りつきそうに冷え込んでいたけれど、その分星の光が宝石のようにキラキラ美しかった。
大きなオリオン座。シリウス。プロキオン。冬の大三角形。
あそこに輝くのは、木星かな?
こっちの、ちょっと赤っぽい星は何だろう?
と、星空を見上げていたら、
来たっ!
流れ星、発見!!
そう、今夜は、双子座流星群がピークの夜。
最初に見つけた流れ星は薄くて、あれ?気のせいかな?とちょっと思うものだったが、そのあと、明らかに明るい光を放って流れていく星を、3つも見つけた☆彡
で、願い事は・・・まぁ、例外に漏れず、あっ!という間すぎて言えませんよね(笑)
願い事自体がなんだか思いつかなくて、北関東の田舎の中都市の部類のこの家の庭先でこれだけの星が見られる、ということだけですでに幸せな気分になれた。星と、昇り始めた欠けていくフェーズの月の光を感じることで、自分自身が浄化されたような気持ちにもなった。
子供の頃に父とこの場所で見上げた空には、もっと星がよく見えたはずだけれど、その頃でさえ父は、前より星が見えなくなった…と言っていたような気がする。
この庭でいま見上げる夜空も、だいぶ明るくなってはいるものの、それでも星がきれい!と思わせてくれる光景があることが、ありがたい。
ちなみに、3年前まで住んでいた奥会津には、漆黒の闇が今でも残っていて、町営住宅の駐車場から見上げる空にさえ、毎夜普通に天の川が見られることにびっくりした。そんなところで暮らした日々は、自分を取り戻すための大切な時間だったと、しみじみと思う。
早いもので、パン屋開店から10か月となり、大雪の開店日の「冬」と季節が繋がりつつある。
ここからまた、新しい時間が始まりそうな予感が・・・