パソコンを立ち上げると、画面の右下にいつも天気予報が表示されるのだけれど、時に
雨が近づいています
という、妙に詩的な表現が現れることがあり（雨が降り出しそうです とか 雨が降り始めるでしょう ではなく）、それを読むたびにいつも映画館の中にでもいるような気分になる。
フランス映画の冒頭で主人公のモノローグが語られ、その日本語訳の字幕でそんな一文を読んだことがあるような気がするようなしないような・・・。
たとえば、
雨が近づいている
湿った風が 土のにおいを運んでくる
私は ガラス窓越しに 君の面影を探している
それは １５年前・・・
みたいな？
あるいは、何かのコメディで
雨が近づいている
私の頭の上には バケツが掲げられいる
もうじきそれは 豪雨となって
私をずぶ濡れにするだろう
とか？？？
それはともかく、先日（この前の日曜日頃）、その表示が出るところに
金に積雪
という４文字が書かれていた。
金に積雪？
にわかに理解できず、金の延べ棒もしくは金塊の上に雪が積もった図を想像して
何だか ゲームの画面に出てきそうな絵だなぁ・・・
これは 何かの暗号なのか？？？
と悩んだ後に、先週末くらいに見た天気予報を思い出し、「金」は今度の金曜日のことで、
金曜日に 積雪のおそれ（予報が出てます）
という意味だと気がついた。
字数をそこまで切り詰めなくても「金曜日に積雪の予報」くらいは書けるはずなのに、何故そんな表記になったのか・・・
まあ、その予報通りに金曜日の深夜から午前中にかけて雪が積もってびっくりしたが、びしょびしょのみぞれが降り積もるそばから溶けていき、一時我が家の庭は、春先の雪解け時期の湿原のようになったと思いきや、お昼過ぎには晴れ間が出て、その後雪のゆの字もないほど跡形もなく溶けて消えたのにも驚いた。
それはともかく。
前置きが長くなりましたが・・・
３月になり、桜の季節もそろそろという時期になって参りましたので、桜あんパンを作り始めました。
今週末から、桜あんパンを販売します。
桜が開花するまでの季節限定です。
是非ぜひ、ご賞味下さいませ～。
（主文は、超短い！）
