風の通りすぎる場所@あおいベーカリー

自家製酵母のパン工房「風の通りすぎる場所@あおいベーカリー」に関するお知らせと、何気ない日常を綴っています。

ドアと窓がつく

 パン工房建築が始まってから、1ヶ月と10日ほど。
 今週は主にドアと窓の作業が続き、今日までにドアと窓がついた。
 勝手口のドアは、こんこんの手作り。その他は、市内の仁平古家具店で購入した年代もの。





 窓は、蝶番で上を留めて開く形にした。
 一つだけ、ショップスペースのドアの横の窓ははめ殺しにして、飾り窓に。
 店内側から見ると光が射しこみ、美しい。





 夕方、作業用に灯した電球の明かりが古いドアや窓から漏れると、なんとも言えないいい雰囲気になった。
 この雰囲気を伝えるために、晩パン屋になろうかな・・・と思ったりしてしまう(笑)
 「晩パン屋」は、8月に読んだ木皿泉さんの短編小説。今では夜な夜な血を求めて歩き回るという習慣をなくした吸血鬼の末裔が、夜だけ開くパン屋の話だ。





 表のドアは、古いがためにゆがみがあって、どうしても引っかかる部分が出てしまい、明日、こんこんが調整してくれることになった。





 オレンジ色の電球と、古びた窓とドア。
 このまま自分がこの小屋に住み、母屋の方をカフェ併設のパン屋にするという手もありかな・・・。なんだかそんなことも考えてしまうほど、すてきな出来上がりになりそうだ。
 友ちゃん、こんこん、ちゃんめぐ、ハルさん、それからねこさん。仲間のみんなに感謝!