風の通りすぎる場所@あおいベーカリー

自家製酵母のパン工房「風の通りすぎる場所@あおいベーカリー」に関するお知らせと、何気ない日常を綴っています。

猫じゃらし>ネコハギ

 暑いとはいえ、伸び放題になっている庭の雑草を、毎週どこかしら草刈りをしないといけない。
 昨日も最大限まで伸びた南側の一角を草刈りしたのだが、あまりにも最大限まで伸びていたので太刀打ちするに時間と体力が追いつかず、途中で終わってしまった。
 しかし、草の背丈に追い越されて姿が見えなくなっていたブルーベリーと、植えるだけ植えて収穫も何もしていないナスとバジルとトマトとシソが無事に生存してた(これも、雑草に埋もれてどこへいったかわからなくなっていた…)、ということは昨日のうちに確認した。
 

 刈り払い機があれば少しは楽で早いのだろうけれど、ひたすら手刈りしている。
 手刈りでよいところは、切ってはいけないものを誤って切る可能性が低いことと、雑草を間近でみられること。
 その中に、こんな三つ葉のかわいい雑草がある。




 ずっと名前がわからずにいたところ、去年ようやく図鑑で見つけて名前がわかった!と思ったのに、今年になってなんていう名前だっけ?と思い出そうとしても思い出せなかった。。。確か「ネコ」がつくことだけは覚えていたのだが、そのあとがなんだっけ?年を取るとは悲しいことよ。
 で、その草の名前を、つい最近図鑑で再発見!その名は


 ネコハギ



こんどこそ忘れない。追いはぎではなく、ネコハギ〜!



 面白いことに、この草は母屋の北側に繁殖していて、南側の庭に木がたくさん植えてあった頃には、スギゴケが地面を覆っていて、ネコハギの姿を見たことはなかった。それが、一昨年の秋に木を切り、日当たりがよくなったと同時に残念ながらスギゴケはなくなってしまったのだが、それと入れ替わるようにネコハギが地面に生えだした。
 ちなみに今は、猫じゃらしこと、エノコログサが庭を占拠しているのだけれど、どうやって種がやってきて生えだしたのか、エノコログサの下にネコハギが芽を出しているのを見つけた。
 この三つ葉のつる草が地面を覆うように生えている様は、なんともかわいらしい。猫じゃらしを圧倒してネコハギが芝生代りに生えてくれるといいんだけどな〜。
 そんな、植物界の下剋上が起こるものなのか?秘かに観察中なのである。