宇都宮からすでに3回くらい来てくれている、私よりも少し年上かな?と思われる女性のお客さま。最初にお会いした時から、
ブログも読んでいます
なんとなく 自分に似ているにおいがするので
気になって・・・
と言われていたのだが、昨日もまた来てくださった時に、
なんだか
このパンが 食べたくなるのよね〜
何か 入れてます?
と聞かれたあと(中毒性の薬物などは、いっさい入れていませんよ!)
ブログを 読んでいるわよ
と、またその話になり、
何となく 同じにおいがする
と、またもや言われた。
ああ・・・
人と同じは 嫌
とか
天邪鬼
とか?
と返したら、
そうねぇ
天邪鬼!
と、同意された(笑)
ま、ご自分もそんな感じ、ということのようですが、ちょっとひねくれたくらいの生き方の方がおもしろいと思うのだが、世の中はたいてい、こうあるべき、とか、これが普通という思い込みから逸脱できない・・・というより、その方が安心、という生き方をしている人の方が多いのでしょうかね?だろうね・・・。
今日も今日で、自分と同世代の、やっぱりちょっと普通路線からは逸脱していそうな(?)お客さまと長話をしてしまったのだが、パン屋という仕事を選んで、この場所で店を開かなければお会いすることもなかっただろう方とたくさんお会いできることが、この仕事の醍醐味でもある。
猫と酵母を飼い、そのために長旅はできなくなってしまったのだが、こんな風に人と会うことができたなら、これはこれで、私にとっての旅のような気がするのだ。
開店から1年5か月。店やパンを通じて顔見知りになり、仲良くなった方も随分と増えた。お客さまのおかげで「生かされている」自分を感じる。
(唐突ですが)あらためて、感謝申し上げます。これからもよろしくお願いいたします!