風の通りすぎる場所@あおいベーカリー

自家製酵母のパン工房「風の通りすぎる場所@あおいベーカリー」に関するお知らせと、何気ない日常を綴っています。

夕やけバー@土祭

 本日、あおいベーカリーとして初めてイベント出店した、益子町の土祭・夕やけバー。
 我がパン屋のお客さまだったあをさんから思いがけずお誘いをいただき、さらに当日の助っ人してスープやピタパンの具をお願いした、これまたひょんなご縁で繋がったお客さまのDamselさんのおかげで、ステキな体験ができました。
 ありがとうございました!

 9月の新月から満月の日まで開催される土祭。今年は13日の日曜日が初日。
 この日は通常の営業をこなしつつ、イベントに持っていくためのピタパンやシナモンロール、あんパンを焼いたのだが、成形をしつつ、パンを焼き、接客をしつつ成形を続行し、さらにまたそれを焼成し・・・と、工房を出る直前までパンを焼いていたので、4日間の仕事+半日のイベント準備で、会場に着く前にすでに疲労がピークに達してしまい、さらに会場でのしつらえの要領が即座につかめずに右往左往で、幾分無愛想で無口な店主になっていた気が・・・。お越しいただいたお客さま、失礼しました m(_ _)m
 これまで、会津にいた時に何度か、雪まつりに出店したこともあったのだけれど、その頃は素人として参加したのでたいしたことはできず、しかもそのときは、役場の臨時職員としての役目も半分担っていたりもしたので、裏方の仕事の大変さの方に目がいっていた。
 それが今回は、本当にパン屋としての初参加となったので、ある意味(その頃の自分からしたら)感無量のはずなのだが、なんかもう、緊張感と疲労感で、よくわからなかった(笑)
 それよりも、しつらえられた土舞台(ひじぶたい)や松明の明かりが美しく、その場の雰囲気を纏うだけでも邪気を払われたような気がしたのは、益子という地と、この祭りを主催&支えているスタッフの方々の賜物なのだろう。

 とにかく今日は、最後のパンが焼き上がった時点で会場に駆けつけた、というあわただしさだったので、写真を撮るも何も、会場を回って楽しむことさえもなく帰ってきてしまった。
 夕やけバーには、お祭り中日の21日の上弦の半月の日に、もう一度あをさんとともに出店することになっている。この日は営業日ではないので朝からその日用のパンを焼く時間があることに加え、パン工房建築メンバーだったちゃんめぐが手伝いに来てくれることになっているので、今日よりは余裕を持って臨めるだろう。
 持っていくパンの種類も、今日の様子から当初の予定を変更して、甘い系のパンを数種類持っていこうと思っている。特に、作りたいと思いつつもなかなか作れずにいる、カスタードトルテも販売する予定。

 土祭の夕やけバーは、益子町城内坂交差点近くの会場で開催されます。
 あおいベーカリーは、21日(月・祝)17:00〜21:00に、もう一度出店します。
 皆さまのお越しをお待ちしています!





 そんなろころで・・・
 余談なのだが、イベント出店の裏側で、幸せの輪作戦 TM Exp.プロジェクト(仮称)を秘かに展開中。
 願い事を叶える第1号予定者となっているDamselさんが、強気の思考回路で突き進んでいるおかげで、昨夜の天気予報が曇りのち雨となっていたところを覆し、めでたく晴れ!となった。
 う〜ん、幸先がいい。
 こういうポジティブ&運気が強い人のそばにいると、自分もその運気をもらえたりするものですからね。コバンザメのようにくっついておきましょう。
 なんというか、Damselさんの願いが叶ったら、私の願いも叶いそうな気がしているので全力を尽くして応援している、というところもあるのだが(やや打算を含む)、みんなが笑顔になるようなお手伝いを世界のほんの片隅で、自分の出来る範囲でできたらいいな、と思ったりしている。
 ま、固い話ではなく、いつか私の願いが叶ったら、次の誰かにその運気=幸せをおすそ分けできますように。そんな軽いノリでね。
 9月の新月(日食)の夜。いつもとは違う、不思議な扉が開いた・・・かな?