アオコが発生してしまった、ハスを植えている火鉢池。
EMを投入して見違えるように透明になったのもつかの間、早々にアオコの勢いの方が復活してしまったらしく、再び水面に増殖しそうな様子になってきたので、2日ほど前にEM発酵液をまた投入した。が、まだ澄んでくる様子がなかったので、もう少し足してみようかな・・・と、夕方近くの穏やかな時刻にEM発酵液をもって火鉢池を見に行くと・・・
おおっ〜!?
そこには、未だかつて見たこともないような世界が広がっていた!!
別府温泉の血の池地獄か?
はたまた、ニュー・ホライズンズがとらえた冥王星の地表面か?
あるいは、腐海の森か・・・?
それも、得も言われぬ美しい緑色。。。
しかも、極楽浄土をイメージさせるハス池がこんなになっちゃっているという、ギャップ・・・。
さらに、何者かが何かを食べて息を吐き出していると思われる泡(あぶく)が・・・。
人間の目には見えない微生物の世界で、何が起こっているのか?興味は尽きない。
この光景を見ただけでも、
次に生まれて来る時には
酵母になりたい・・・
猫に生まれ変わって、優しい飼い主さんにかわいがられて日がな一日ひなたぼっこ。というのもいいけれど、酵母になって、風変わりなパン屋さんの元でお仕事をする酵母になる、というのもいいなぁ〜。
なんてことをふと思ってしまった本日。
閉店の時刻になり、片づけをして外に出ると、空には月齢5.1の月。
自分の立ち位置を変えると、電線の間に三日月が来て、音符のようにも見える。
それと同じように、ちょっと見方を変えれば、自分の気持ちも穏やかになる。
今現在、満たされているものと不足しているものと・・・。私にとってどちらがより必要かと言えば、満たされているものの比重の方が間違いなく大きい。
不足しているものを不足ではないようにはしたいけれど、だからといって、今が不幸せなわけじゃない。
だったら、それでいいんじゃない?