風の通りすぎる場所@あおいベーカリー

自家製酵母のパン工房「風の通りすぎる場所@あおいベーカリー」に関するお知らせと、何気ない日常を綴っています。

コーンブレッド

 ヒジノワで使う予定で購入したエバミルク。
 2回とも使うことなく終わってしまったので、これを使ってコーンブレッドを焼いた。
 



「ブレッド」と言っても、これはベーキングパウダーで膨らませたもの。
 実はこのレシピ、かれこれ15年くらい前のビストロSMAPで作られていたものなのである。
 テレビで見ていておいしそうだったので、作ってみたいなぁと思っていたところ、その後に出版されたレシピ本に作り方が載っていたので作ってみたら、予想どおりにとてもおいしかった。
 が、その頃、レシピの中にあった「エバミルク」が、当時住んでいた会津ではさっぱり見当たらなかった。エバミルクというのは、牛乳を4倍に濃縮した無糖練乳。ちなみに加糖練乳のコンデンスミルクはチューブ入りで苺の脇に並んでよく見かけるけれど、エバミルクは缶詰で、たいていコーヒーコーナーの上の方の棚に並んでいたりする。コーヒーミルクとしてよく使われているからだ。
 それでその時は結局、実家に帰った折に百貨店の食品コーナーで見つけて買っていき、ようやく作れたのだった。その時のイメージが強烈に残ったため、エバミルクというとコーンブレッドを思い出すという神経回路が私の中に出来上がってしまった。
 今回、久しぶりにコーヒーに添えるためのミルクとして購入したのだが、意外にも益子のスーパーで売っていて、世の中のエバミルク状況が変わったことを知った。(大げさだけれど、以前はスーパーでは全然見つからなかったのだ。しかも、以前よく見た富士というメーカーのものではなく、雪印のものになっていた)
 エバミルクと同じくらいに久しぶりのコーンブレッド。
 何年ぶりに作って食べたら、こんなにコクがあったっけ〜というくらいに、中に入れたチーズが濃厚な味わいだった。トウモロコシ粉の風味も独特だ。
 酵母を使って、もう少しあっさり味のコーンブレッドのレシピを考えてみたくなった。そのうち、できるだろうか・・・?(気が向いたら、続行するかもね)