このブログを読んでいただいているみなさんは、お正月に初詣をしているのでしょうか？
年越しで神社に行き、初詣をする、というのを恒例にしている方もいるだろうが、我が家はそういう慣例のない家だったので、あえて人込みの中お詣りに行くようなことはなく、３日くらいになってからよっぽど気が向いた時に、行ってみるか、と出掛けたことがあるくらいで、初詣という感覚があまりない。
ただ一度、妹がアメリカ人と結婚したあとにお正月に真岡に来た時に、大晦日に思い立って真岡鐵道に乗って大前神社に行ったことがあったが、放射冷却で空気がキンキンに冷たく、とてつもない寒さだった、ということしか覚えていない。寒さに耐えかね、お詣りもそこそこに早々に帰ってきたような気がする。
とはいえ、会津に住んでいる頃から神社がなんとなく好きになり、自分の穢れを払ってもらうつもりで神社にお詣りに行く習慣がついた。真岡に戻ってからは大前神社に、これまで無事でいられることへの感謝とこれからも道を外れずに歩いていけるように、時々お詣りに行く。
元旦の人並を思うと、神様だって誰がどんなお願いをしたのかわからなくなってしまうのでは？という気がするし（神様はそんなことないか？）、今日は新月ということもあり、今年の無事を報告と感謝の気持ちを込めて新年になる前にお詣りに行った。
本殿では、お正月のために、大きな賽銭箱を設置している最中だった。作業中の職人さんが拝殿前にいるので、妙な感じで手前の位置で、お詣りした。
大前神社のすぐわきには五行川が流れていて、大きな堰もあるので、川の音がよく聞こえる。その水の音に何となく浄化されるような気持ちになるのは、私だけだろうか？
サザンカはもう花が終わりとなって、駐車場に植えてある梅の木に近づいて見てみたら、蕾がほんのり膨らんでいた。
初春
そんな言葉がぴったりくるような、暖かな冬晴れの年末の一コマ。
