風の通りすぎる場所@あおいベーカリー

自家製酵母のパン工房「風の通りすぎる場所@あおいベーカリー」に関するお知らせと、何気ない日常を綴っています。

ペンキ塗り

 どういうわけか、正月元旦に工房のショップスペースと外のデッキのペンキ塗りをするのが毎年恒例になってしまっているのだが、今年も元旦にペンキ塗りをした。
 ペンキを塗る前に、ショップスペースの方は中にあるディスプレイ用の机とミシン台を厨房の中に入れないといけないわけなのだけれど、それは年末のうちに済ませておいたので、元旦はモップがけをして乾かしたのちに、ペンキを塗って完成。
 デッキの方は、泥でかなり汚れているので、デッキブラシとモップを使って汚れを落として乾かしたのだが、前夜の雨と気温が低いこともあり、どうもすっきり乾いていないようだったので、色が抜けたところだけペンキを塗ったのみで終わり、あとは後日の本塗り・・・というところまでになっている。
 昨日はスターネット用のパンを焼いたのでペンキ塗りはできなかったため、今日か明日のうちにはペンキ塗りを完成させる予定。
 デッキは、ふわりのお気に入りの場所で、外に出た時はたいていそこでくつろいでいるので、ふわりが家の中で寝ているタイミングを計ってペンキを塗らなければならない。ふわりがペンキ塗りたてのところで寝転がって、ペンキだらけになったまま家に駆け上がってくる・・・という図式を想像するだけでも恐ろしい。
 ま、あとは、私のやる気にもよる・・・。

 で。
 ショップスペースに置いてあるものを全部除けて、ただの部屋になったの図。


 いつもこの風景を見ると、開店する前の新鮮な気持ちがよみがえる。
 始まる直前の、不安と期待。いろんな意味でのドキドキ感。
 もしかすると元旦のペンキ塗りは、自分の気持ちを初心にリセットするための神聖な儀式でもあるのかも。

 もう一つ、自宅の入口のところに置いて「本日パンあります」や「今日はお休み」の看板を出していた小さな椅子(工房を建てたスタッフの一人が、廃材を利用して作ってくれたもの)がついに壊れてしまったので、古道具屋で頃合いのいい古い椅子を年末に買ってきて、それに腐敗防止用にペンキを塗った。


 本当なら、古い板の木目がそのまま見えるように何も塗りたくはなかったのだが、屋外で使うので雨などで腐りやすくなるため、「何度も塗り直して長く使っている」ように見える風に大胆に色を付けてみた・・・つもり。
 どうでしょう?
 この椅子を工房の前に置き、今まで工房のデッキにのせていた椅子を自宅入口のところに置く、ということでもう一つの椅子を入り口わきの石の上に載せてみたら、これが大きすぎて予定していた場所には置けなかった…。
 ということで、新たな対策を考案中(_ _;)