風の通りすぎる場所@あおいベーカリー

自家製酵母のパン工房「風の通りすぎる場所@あおいベーカリー」に関するお知らせと、何気ない日常を綴っています。

年度末の新月

 
 先週末の3営業日。
 ご来店いただいた皆様、ありがとうございました。
 特に昨日は、いっとき嵐か?と思われるような雨模様になったにもかかわらず、お客様に来ていただきました。感謝感激あめあられでございますm(_ _)m
 で。
 今まで必ず売れ残ってしまったカンパーニュとライ麦パンが、この3日間は完売しました!といっても、毎日2〜3個ずつしか焼いていないのですが、それでも毎週3個以上は残って、いつも自分では食べきれない状況になっていたのです(裏事情)



 カンパーニュは、私がパン作りを始めてから最初に自分のオリジナルとして「これが私の食べたいと思うパン!」と思えるような配合を見つけた、自分の原点となるパン。そのカンパーニュが残らずに売れるようになったら、この店が軌道に乗ってきたと思えるかも・・・と秘かに考えていたのですが、この年度末にそういう時がくるとはね〜(感無量)ついでに、開店ギリギリのところで配合が決まり、自分でなんとか納得できるくらいに作れるようになった食パンも、今週は完売しました。
 ま、今週末も同じように完売になるかはわかりませんけどね(^ ^;)


 先週末は小学生が友達繋がりでパンを買いに来てくれたあと、「子供がおいしいパンを買ってきたからお母さんも行ってみたいと、今日はいっしょに歩いてきました」とお母さんもいっしょに来てきたり、リピーターになってくれている近所のお客様が(お客様同士は知り合い)店の中でいっしょになって立ち話をしたりと、だんだんとこの店が人と人が行きかう場所になっているのも嬉しい出来事でした。
 そんなわけで、なんだか風向きがまた一つよくなってきたかも…と感じた年度末。1か月半パンを焼き続け、お客様が出入りするようになって、建物にパンと人の匂いがいい感じに沁みこみ、「店」らしくなってきたような・・・。



 そんなこんなの今日は、新月ですね。
 あらためて、これからも地道にパン屋を続けていけるように、精進します。