いつからか、垣根に毎年スイカズラがからみついて花を咲かせるようになった。
雑草が伸びて、草刈りをしないとな〜と重い腰を上げて今年最初の草刈りをする頃に、からみついたスイカズラの蔓を見つけて、その季節を知る。
そしてある日、甘い匂いがどこからか漂ってきてあたりを見渡し、そうだ、スイカズラの季節だったと思い出すのだ。
今年もそんな季節がやってきた。
雨の一日。
甘い匂いが、いっそうつややかに・・・
スズランや山ユリや、ハゴロモジャスミンや、少し色が着いているけれど沈丁花も・・・白い花の甘い香りは、どこか似ているところがあって、匂いをかいだだけで、白い花の匂いだとわかる。
不思議ですね。
日ごとに梅雨の気配がしている、今日この頃。