風の通りすぎる場所@あおいベーカリー

自家製酵母のパン工房「風の通りすぎる場所@あおいベーカリー」に関するお知らせと、何気ない日常を綴っています。

冬支度

 パン屋がどこにあるかわかりませんでした


と、時にお客さまから言われるパン工房を隠している建物は、私の実家で築54年。
 昔ながらの日本家屋なので、壁とドアで囲まれた部屋というものがいっさいない。(敢えていえば、トイレと風呂場のみ)部屋なるものは、すべて、襖と障子で仕切られている。
 襖はとりあえず、障子はふつう1年ごとに張り替えるものだけれど(子供の頃は、師走の頃に障子の張替をしていて、私も手伝ったことがあった)、なにせ数えてみると我が家の障子は大20枚+小8枚もあって、一度にやりきるのはそれなりの気合いが必要になる。
 3年ほど前の年末に実家に戻ったその翌年に、一斉に張替をしたものの、その後はなかなか張替をできないでいたのだけれど、去年のうちにふわりとその子供たちにものすごい勢いで障子を破かれた。応急処置でしのいでいたものの、それもまた破かれまくり、あまりのむごさに夏の間、とりあえずいちばん穴が開いていた5枚の障子の紙をはがして桟を拭くところまではやっておいた。ま、夏はそれでも風通しがよくて問題なかったのだが、そろそろ障子を張っておかないとなぁ〜と、9月中には最低限紙をはがした障子は張ってしまおうと思いつつ、なんだかんだ細々とした家事やらなんやらを済ませているうちに後回しになり、ついに10月も中旬になってしまった昨日。
 

 今日こそはやっておかないと!
 もう 寒すぎるでしょ!


と、ようやく障子を5枚、張り終えた。
 昨夜は今までになく冷え込んで寒くなったので、間に合ってよかった〜。凍死せずに済んだ^ ^;)

 ちょっと前までは、工房で扇風機も使っていたのに、もう扇風機の出番もなさそうだ。
 今日はこたつを作って、ストーブを出さないとな〜。
 夏の間は思い思いの場所で寝ていた猫たちも、今はもう、夜になると布団のまわりに集まってきて、朝になれば猫3匹に囲まれて寝ているワタクシ、時々自分がヒトなのかネコなのかわからなくなる・・・ってことはないけれど、なんかこう、4人家族みたいな気分になって、朝目覚めた時に幸せな気持ちになったりするのね。

 パンの発酵も時間がかかるようになり、焼き上がり時間が遅れがちになっております。お越しの際は、どうぞゆっくりお出かけくださいね。(12時過ぎにパンが出揃ってきます)



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 ふわり。推定2歳数か月。母猫でありながらいたずらの主犯格であること多し。