今週は、なぜか、旅人のお客さまが３人もいらっしゃった。
八王子から真岡鐡道の市塙まで電車でやってきて、そこから自転車でパン屋めぐりをしながら下館までいき、さらに春日部あたりまで自転車で走る予定という方や、東京から益子で日曜日に陶芸体験をする予定できたのだけれど、前日の土曜日に真岡で列車を下りて、駅前のみんみんでギョーザとビールを食べてしまい、作品作りの参考のために作家さんの作品を見る予定だったのをもう疲れたからいい！という彼女の一言でやめて、気になるパン屋とあらかじめ調べてくれていたらしい栃ナビかなんかの地図のプリント片手に来てくださった若いカップルの方とか、福島から栃木のパン屋巡りの旅に来たというご夫婦や。
ちょっとしたきっかけで、そんな話を聞かせていただいたのだけれど、酵母と猫三匹を飼うことになり、長旅ができなくなってしまった私にとって、そういう遠くからいらした旅人さんとの会話は、なんとなく私を旅の気分に誘ってくれて楽しいのだ。
不思議なことに、遠くから来た人というのは、何となくそういう空気をまとっている。それもまた、おもしろいところ。
それにしても、遠くから、真岡という特別な観光名所があるわけでもない、しかも駐車場もない路地裏のこんな小さなパン屋を見つけて来てくださったということに、私の方が感動する。
みなさん、旅を愉しんで、無事に帰られたのだろうか・・・。
お会いできてよかったです。来てくださって、ありがとうございました！
