風の通りすぎる場所@あおいベーカリー

自家製酵母のパン工房「風の通りすぎる場所@あおいベーカリー」に関するお知らせと、何気ない日常を綴っています。

啓蟄

 今日は啓蟄
 虫が土の中から出てくる頃、という時期のようだが、ついこの間まで、二次発酵がいま一つ十分じゃない感じのままオーブンに入れてしまっていたのだが、3月になって1週間ごとに発酵の速度が如実に早くなっているのがわかるようになった。酵母ももぞもぞと起き出して、動きが活発になってきているらしい。
 おかげで今日は、十分に膨らんだところでオーブンへ。・・・というより、先週の感触のままのんびりしていたら、過発酵になりそうなくらいによく膨らんでいて焦った。



 昼間の風はまだちょっと肌寒いけれど、春の扉はもうずいぶんと開かれているようだ。




 去年の春にデザインをお願いして、初夏に刷り上がった「パンのある食卓」
 500部プリントしたものが、もう100枚を切るくらいになった。



 ほぼ、初めて来たお客さまに配っているので(時にはお客さまが、これ、もらっていっていいですか?友達にあげたいので。と、持っていってくれたりすることもある)、およそ400人の新しいお客さまがきてくれている、ということになるのだろうか?と考えて、びっくり!

 その町に常連さんが100人いればその場所で店をやっていける、というような話を聞いたことがあるのだが、あと500部配った頃には頻繁に来てくれる固定客さんが根づいて、店としてちゃんと軌道に乗るのかなぁ〜?
 ・・・などということを考えたりしている、2年目の春。