久しぶりに、お隣のちはるちゃんがパンを買いに来てくれた。
このところ、金欠でなかなか買いに来られなかったらしいのだけれど、
今日はお金が入ったから 買いに来ました!
会いたかったです〜!!
と、なんだか遠距離恋愛の恋人同士が久しぶりに会えた時のように、手を広げて、
私
あおいさん 大好きなんです〜!
って愛情表現までしてくれて・・・いやいや、本当にすぐ隣の家で、母娘ほどの年齢差のある間柄なんですけど・・・。
さらに続けてちはるちゃん、
あおいさんのパン 食べたかったんですけど
買いに来れなくて・・・
ほんとうに あおいさんのパン おいしくて
もう 何ていうか・・・
あおいさんのパンは パンを越えてるっ!
と、久しぶりにパンを買いに来られた感動にココロが爆発したのか、意味不明の発言にまでなっていた(笑)
パンを越えたパンって、訳わかりませんよ!と茶化したが、まあ、言いたいことはわからなくもない。一度食べたらクセになる、というようなことを言いたいのでしょう(たぶん)
そう言えば、去年の12月、売れ残りがたくさんあった日に、横浜に住む親友にパンを送ったら、
焼くと益々美味しさをまして、パリッと音のするパンに感動すら覚えるわ。本当にありがとう。あおいさんのパンが一番私を幸福にしてくれるわ。
というメールが送られてきた。
病気の予後観察中の彼女にそんなことを言ってもらえたら、私の方が幸せな気分になった。
パンを越えたパン・・・
パン屋を始める前に、パンを売るだけのパン屋じゃないことをしたいと漠然と思っていたのだが、少しはそんなことができているといいな。