先週パンの匂いに感動しきりだったお客さまが、今日もまた来てくれて、ドアを開けた瞬間から
うふふふふふ・・・あはははは・・・
と笑いが止まらなくなっていたので、思わずこちらもつられて笑顔になりながら、
??
ふふふふふ・・・
笑ってる。。。
とつぶやいたら、笑いをこらえながらお客さまが、
もう 嬉しくて・・・!
パンの匂いが?
そぉ〜!
笑いガスにでもやられたのか?というくらいに、入ってきた途端に笑いが止まらなくなっていたお客さま。今日は、仕事は11時に終わったけれど、その後に病院の予約を入れていたので、今日もまたパン屋に寄れる!と思って来てくださったのだとか。(11時上がりだと、帰宅途中のタイミングではまだパン屋が開店していないため、これまでも行きたかったのだけれどなかなか寄れずにいたのだそう)そして、ドアを開けた瞬間にその喜びがこみあげて、笑いが止まらなくなったようなのだ。なんとも嬉しいではないですか!
さらに話していたら、先週もブログを楽しみに読んでくださっているということを仰っていたのだけれど、この前お客さまとの話をちょっこっとブログに書いたことをとても喜んでくれていて、
この前 ブログにちょっと書いてくれたじゃないですか
なんだか 小説か何かに書いてもらったみたいで・・・
小説っていうか・・・
そう!
まるで 自分が ムーミン谷の登場人物になったみたいで
すごく 嬉しかったんですよ〜!
とまで言ってくれたのだ。
赤毛のアンでも、アルプスの少女ハイジでもなく、「ムーミン谷」っていうところがまた私のツボをついていて、店主またもや感謝感激雨あられでございます!!
しかも、ブログが長ければ長いほど小説でも読んでいるみたいでいいんですよね〜とおっしゃってくれて、なんと、自分が登場したそのブログは最後の部分をあえて読まずおいて、楽しみをまだこの先まで残しておいてくれているのだとか!(笑)
いや〜ここまで楽しんでもらえると、文章を書くことが好きでブログを書いているパン屋としては、書き手冥利に尽きるというものですな。
・・・って、またお客さまのことを書いちゃったら、この後に何かお楽しみのもう一フレーズを書いておかないとかな・・・と、ちょっとプレッシャーになってきた。
そう言えば、話はガラッと変わるのだが、2日前には思いがけない雪が降り、びっくりした。
休みの日だったので9時過ぎまで寝ていて、ぼーっと起きたのち、ガラス戸のカーテンを開けて寝ぼけた目で外を見たら、
うぉ〜!
なんだ これ?
し、白い??
え? 雪?
しかもまだ 降ってる???
一瞬何が何だかわからなかった。
えーっと、確か今は4月だよな〜。私はもしや、ある日目覚めたら2か月前にタイムスリップしていました、という少年SF小説の中にいるのか?と、ありもしない可能性を考えてみたりした。
ぼーっとした頭を通常運転に戻して見てみると、目の前の白い雪は、タイムスリップ現象ではない今現在起こっている確かな事象であった。しかも、やおら寒い!
桜もこれで終わりかな・・・と思って憂いたら、昨日益子のスターネットにパンの納品に行く道すがら、そして、スターネットがある須田ヶ池のほとりの満開だった桜も散ることなく花をつけていて、儚げに見えるあの桜の花の強さを垣間見る思いがした。
雪に当たろうとも、わが世の春を最後まで謳歌して散っていく桜。その、秘めたる圧倒的に美しい力と散り際の潔さに惹かれて、人々は桜の木の下に集うのかもしれませんね。
(カメラを持って納品に行こうと思っていたのにすっかり忘れてしまい、結局桜の写真は1枚も撮れずに終わってしまった。ぐすん。)