風の通りすぎる場所@あおいベーカリー

自家製酵母のパン工房「風の通りすぎる場所@あおいベーカリー」に関するお知らせと、何気ない日常を綴っています。

楽しい休日

 毎週月曜日の朝、9時には起床する。
 4日間連続で睡眠時間2時間くらいで仕事をした後なので、眠ろうと思えばいくらでも眠れるのだが、月曜日は燃えるごみの日なので、遅くても収集車が来る前には起きなければならないのだ。
 で、起きる。起きたらゴミを出して、コーヒーを淹れて、パンを食べて、ちゃんと復活している自分に、時々、

 もしかして 私は
 サイボーグ?

と思ったりする。
 午前中はぐだぐだしつつも、たいてい、洗濯やら買い物やら何らかの予定事項やら、休みの日といえどもいつの間にか全速力で家事などの雑用をさばいて1日が終わり、そうこうするうちに水曜日が来て、夜には仕込が始まって、いつの間にか仕事日に突入してしまって、結局休みの日に自分が本当にやりたいことはいつまでたってもできない。ということになってしまっている今日この頃。 
 ちなみに昨日の月曜日は、市の総合健診の予約をしていたので、ゴミを出した後、朝ご飯は食べずに、酵母のお世話をしてから保健センターに行った。できることなら、そんなことをしていないでのんびりとしていたい月曜日の午前中、健康診断なんて行かずに、ちゃんと休養していた方が健康にいいんじゃないか?疲れを残したまま健康診断って、本末転倒なのでは?と思わなくもなかったのだが、去年は健診の日に本当にちょっとめまいがして、これで健康診断に行ったらもっと具合が悪くなる・・・というくらいに疲れがたまっていたため健診を放棄してしまったので、今年はとりあえず行っておいた方がいいかな〜ということで、受診したのであった。
 外に出たついでに、買い物もして、帰ってきてからもばたばたと雑用があって、そんなこんなで1日はあっという間に終わる。

 そんなわけだったので、今日は朝はゆっくり寝ているぞ!と思いきや、猫たちが横や上やに来ては、動いたり障子をガタガタやったりして目が覚めて、ぐっすり眠れないまま仕方なく9時半に起きる。
 昨夜の雨が徐々に上がったけれど、これでは草むしりはしづらいな〜ということで、今日はずっとやりたいと思いつつできないでいた、製本をするための本文を作ることにした。
 何も書いていない紙を綴ってメモ帳とかスタンプ帳とかにするのでもいいのだが、それではなんだか芸がない。というより、製本をしてみたいと思ったのは、もともと詩集や絵本を作りたいと思ったからなのであるからにして、とりあえず何かしら本文を作ろう!と、パソコンに向かう。
 ちょっと前に書いた、詩のようなものをモチーフにして、これをページ立てしてみようと始めたのだが、よくよく考えると、製本するには二つ折りにした和の部分を綴じていくので、両面印刷で表裏を印刷するためには、ページをそのまま綴ってはいけないことに気がついた。つまり、1ページ2ページ3ページのあとは空白のページにしてそのあとは、7ページ、4ページ、5ページ、6ページ…みたいな順番にしないといけない。
 さらに、綴じ代(本を綴るための縫い代みたいなところですね)が余白にはならなくなることもあるので、それを見込んで文章をレイアウトしたい。しかも、ワードで作っているとちょっとした具合でずれていったりしてしまうことがあったり、プリントしてみると微妙なところが気に入らなかったりで、なかなかこれでよし!ということにはならない。
 でもって、短いセンテンスをページ立てしただけでは本の厚みがでないために、もう少し何かを加えないとな〜と考えつつ、ただ色を変えた紙を付け加えるだけというのも、これまた芸がなさ過ぎて自分の美意識に反するので、それも考えつつ、あれやこれやとパソコンで作っていたら、夜の夜中までかかってしまった。
 あー、今日は、アイロンがけと草むしりもしないといけなかったのにな〜と反省しつつ、ま、こうして自分のやりたかったことを1日中できたのなんて久しぶりなんだから、いいではないか。
 何にせよ、製本するべく原稿が一つ出来上がったので、次回は製本できるぞ!という楽しみを残しつつ、今日はクリエイティブな休日を過ごしましたとさ。まる。