先日、るり色のルリボシカミキリをこの家の庭先で見た話を書いたと思ったら、今朝、資源ごみを出しに行って戻って来たあとに、庭に面したガラス戸を開けたところで、ハグロトンボが飛んでいるのを発見！
最初はアゲハチョウかなと思って見ていたら、近づいて飛んできたものがハグロトンボだったのでびっくりした。
あぁ〜！
ハグロトンボ！！
毎年一度くらいは、ハグロトンボをこの庭で見かけるのだが、やはりこれも珍しい。
糸のように華奢なカラダに、紗のように薄くて黒い４枚の羽をひらひらと動かして、空中を浮くようにして飛ぶ。
すぐに捕まえられそうなのに、写真を撮ろうとカメラを持ってトンボが止まったところに近づくと、絶妙な距離のところで気づかれて飛んでいってしまう。普通のトンボみたいにすぅ〜っと飛ぶわけではないのに、意外にもひらひらが早くて追いつかないのだ。
今朝も、庭に置いたベンチに止まったので急いでカメラを持ってベランダに降りたところで気づかれて（気づくの早すぎ！）、ひらひらと、結構早い速度で庭を横切り、お客さまが通ってくる脇道の方へ回り込んで消えてしまった。
シャッターを切るも何も、今まで写真を撮ろうとしても近づいたところでいつも逃げられてしまい、一度もカメラに収められたことがない。
それにしても、近くに水場があるとも思えないのに、いったいどこで増えているのだろう？
あるいは、川のあたりで増えているものが、ここまで飛んでくるのだろうか？
ハグロトンボの姿も、その生態も、謎めいている。（証拠写真をここに載せることもできないしなぁ）
そして私は、またもや思うのだ。
やっぱりここは、ミラクルワールド！
