昨日までの雪。
雪が降ったら気が気じゃなくなるのは、5年前まで雪国に住んでいたから。凍ってしまうともうどうにもならなくなるので、冷え込む前にとりあえず雪は掻いておく。という習性が身についてしまったのだ。なので朝、積もった通路と家の前の雪をパンを焼く前に急いで片付けた。手際も、雪国仕込み!のつもり・・・(笑)
しかし、この時期の関東での雪は、そんな心配ももうなくなってきたみたいだ。昼間のうちにあっという間に溶けて、昨日いつも来てくれるお客さまの女の子が作ってくれた雪だるまも、今日は一回り小さくなってしまった。
テラスのプラスチックのトタンの屋根から落ちる雪解けのしずくの音が、春の足音のように聞こえる。
夕暮れは靄がかかって淡い色合いになり、空気はまだ冷たいけれど、春めいている。
立春ももう間近ですね。