1月に誕生日が来て還暦となるのに合わせたかのように、去年から節目と思われるようなことが続いている。
今度の2月14日で開店6周年、のその前に、菓子製造業としての営業許可の更新があり、1月の立入り検査を経て無事に更新したのもその一つ。
今日は新しい許可証を保健所まで取りに行った。
何気なく認定期間を確認したら、今回も6年間だった。(60歳に6周年に6年間と、妙な具合に6続き)
去年起こった節目的な出来事といえば、自分で決めたことだが、スターネットとの取引を終了して、これまで週4日パンを焼いていた仕事日が今年から週3日になったこと。この件については、今後新しく、月2回のペースでどこかにパンを納品する仕事を作りたいと思っている。
それから、昨年の3月に追突事故に遭って車が廃車となり、半強制的に車を新しくしなければならなくなったことも、節目感が大きい。
ぶっちゃけ、相手方の保険会社の損保Jの対応が最悪だったことに加え、こちらの保険会社が紹介してくれた弁護士がこれまた最悪だったために1年近く解決しないままになっていたのだが、それもようやく今月になって決着の運びとなった。
そこで思い出したことがある。
今まで乗っていた車は会津にいた時に購入したので、福島ナンバー。
それを、実家のある栃木に戻ってきてからも、あえてナンバーを変えずに乗っていた。ナンバー変更には手数料がかかるけれど、ナンバーを変えなければ困ることがあるというわけでもない。
だったら敢えて変える必要もないのでは?というのと、福島ナンバーのままにしておけば自動車税は福島県に納入されることになり、多少なりとも震災の復興の役に立つかも?という思いもあって、福島ナンバーのままにしていたのだ。
それが去年の事故により、まだ5年くらいは乗るつもりでいた車がなくなり、ビンボーな私が何とか購入のめどを立てて新しい車が納車になったのが、去年の12月。当然のことながら新車は宇都宮ナンバー。
それに伴い、私は完全に栃木県民になった。ということに気がついた。(なったのか、なれたというべきか?)
これもなんだか、大きな節目のように感じる。
そういえば先日、こね機も壊れた。
すでに同じ箇所が3回に分けて壊れ続けていたのだけれど(それを、手で押さえるという原始的な方で凌いでいた)、ついに電源が入らなくなり、おシャカとなった。
新しいこね機にすれば、手で押さえなくて済むのでこね機を回している間にほかの作業ができる、ということになり、仕込みの効率が上がることになるのでいいのだけれど、出費がかさむ。
まあ、パン屋については、私の予定ではあと8年くらいは続けたいと思っているので、こね機は必須だ。
ただ、8年続けられるかというと体力の限界というのもあるので、一つの目安としては、25kgの小麦粉袋を自分で動かせなくなったらパン屋を辞める潮時かなぁと思っている。
こね機が壊れるのが先か?私の体力の限界が来るのが先か?あるいは、廃業届が先か・・・
次の営業許可更新の時期が来た時、どんな自分がいるのだろう?
全く想像がつかないが、少しでも、こんな風に生きたかったと思える場所に近づけているといいなぁ。