昨日の夕方、いちばん草が伸びている庭の南側の草刈りをした。
この時期の雑草は、刈っても刈ってもすぐ後ろから伸びてくる、というエンドレスのループで私を追い詰める。
その早さにすでに1周半以上追い抜かれている現状に立ち向かいつつも、あまりの草の伸び方にいくら草刈り鎌を振るっても全然進まないので、途中からとりあえず埋もれてしまっているブルーベリーを救うべく、まとわりついたツル草を取り、まわりの笹やらなんやらを刈っていたら、早生の品種のポラリスに、頃合いよく色づいている実があるのを発見!
なんというグッドタイミング!これを見逃してはいけない。
ブルーベリーの実は
見つけた時に いち早く採らなければ
鳥に食べられて
なくなると思え!
という長年の経験による教訓に基づき、終わりが見えずに嫌気が差してきていた草刈りをてきとーなところで放棄すると、台所から小さなザルを持ってきて、
もう少しおいた方が熟するんだけどなぁ
という少し赤みが残る実まで、容赦なく収穫した。
そして小ぶりなボール一つ分のブルーベリーは、今朝、一瓶のブルーベリージャムになった。
去年は、気がついた時にはカラス(ほか、鳥数名?)に食べられていて、私の口に入ったのはほんの数粒という惨状だったので、今年は出足好調である。
梅雨の頃は、いろいろなものを仕込む季節でもある。
今年も先週今週と、いくつか仕込んだ。
真夏に飲むシロップ用に、レモン蜂蜜。
レシピ付きの空豆を買って、豆板醤。
空豆を買いに行った時に目にとまった力強い生姜をつかって、やはり、真夏用シロップにする予定で、生姜レモンはちみつ。
さらに本当なら、我が家の庭で採れた梅で梅酒と、あんずでアンズジャムを作るつもりでいたのだが、今年はどちらも全く実が実らなかった。
あんずは、剪定した時期が悪かったという理由で実がならなかったのだろうと想像できるのだけれど、今年花数がぐんと増えた梅に全く実がつかないというのは、どういう訳なんだ?
ちなみに今年の2月~3月の梅の開花時期には気温の低い日が多く、ハチをほとんど見かけなかった。
梅の名産地の和歌山県をはじめ、日本の各地で今年は大不作らしいので、うちの梅がならないのも今年の春の気候が影響しているのだろう。
そんな中、ここ数年毎年注文しているバレンシアオレンジが届いた。
今回も、パンのフィリング用のオレンジピールに、これから仕込みます。