先週、スーパーで、黄色く熟しかけたご奉仕品の南高梅を見つけたので、真夏の時期に飲むように、梅はちみつシロップを仕込んだ。
梅自体が発酵力があるのだけれど、はちみつという糖度の高い過酷な環境に置かれるので、梅シロップはかろうじて発酵が進みにくい状態になっている。(それでも、梅のエキスで薄まったことにより発酵しやすくなっているので、シロップは冷蔵保存が必須です)
シロップを抽出したあとの梅は、はちみつでエキスを搾り取られつつも適度な水分と糖分を含み、生の梅よりも発酵しやすくなる。
ということで、シロップを取ったあとのはちみつ梅で、酵母液をとることに。
糖度の高いはちみつの中で繁殖ができなかったところから水の中に放たれ、実にしみ込んだハチミツが適度な養分となり、1日目から発酵が進んで、ふたを開けるとプシュっといい音がする。
2日目。
酵母が呼吸したことによって発生した炭酸ガスによって浮力がついて、梅の実が浮かんでくる。
プッシュッの音も、大きくなる。
そして、3日目の今日。
早くも発酵のピークが来て、酵母が密!
ここまでくれば、うまくパンの元種を作れるはず。
とりあえず冷蔵保存して、近いうちにパンの元種を起こしてみるとしましょうか。