破けたまま(=ふわりに破かれたまま)放置していた障子が気になりつつも、3年くらい張り替えられないままになっていたのだが、今朝起きた時にふと、
このボロボロに もう 耐えられない
今日は 障子張りをしよう!
という気持ちになり、とりあえずお昼前後の時間に、いちばん気になっていた4枚を剥がした。
障子張りでいちばん面倒なのは、古い紙を剥がして桟をきれいにする作業なので、4枚剥がしたところで達成感がわき、あとは枠を乾かしてから張るだけとなって一休みしたところ、
天気がいいなぁ
こんな日に なぜ出かけないのだ
どこかに ドライブに行きたいなぁ~
という気持ちがわき上がり、障子張りの面倒な手始めを終わらせたご褒美(?)に、お出かけすることに。
日光までは遠すぎるので、それよりは近いと思われる(ずっと行ってみたいと思いつつ行きそびれていた)渡良瀬遊水池へ向かうことにして、ナビもスマホも持たない私はグーグルで地図を見て、ルートを頭に入れた。
その記憶を頼りに行ったところ、「渡良瀬遊水池第3調整池」の看板につられて記憶した交差点の名前ではないところで左折したら、
あれ?
この場所ではないような・・・
想像した景色ではない場所にたどり着いた。
目の前には電線も建物も何もない、果てしなく広がる草地。
その地平線上に小さく建物が見える。
何しろ空が広い。
ここは北海道?と勘違いしそうなくらいの、この開放感は何なんだ。
あとから確認したら、やはり曲がる場所が早すぎたらしく、コウノトリが営巣している第2調整池あたりだったらしい。
出かける前に酵母のお世話や掃除機かけなど、細々した雑用を済ませていたら出発が3時になり、着いたのが4時半で、だんだん日が暮れる時刻になってしまったので、今日はこの場所だけで帰ってきた。
ナビを使っていたら出会わなかった風景。
寄り道回り道のほうで思いがけない出会いがあったりするので、私は今でも地図を見ていく旅が好きだ。
それにしても 別世界だった。
大きな貯水池のあるところは、こことはまた違った風景があるのだろうなぁ。
障子紙を貼り終えたら、今度は1日かけて行ってみよう。