本日は、おやつの日。
生地の種類を2種類にして、そのなかでバリエーションを作る方式にすれば少しは楽が出来るだろうと思っていたのに、いつもは作れない少し手の込んだものや、作ってみたいと思っていたパンを作る日になってしまい、結局いつもと変わらないどころか、(いつもと違うパンを出そうと思ってメニューを考えるので)いつも以上に頭と手間がかかる日になってしまった(笑)
でも、そのおかげでレパートリーやメニューを増やすきっかけになっている、かつ、自分が楽しめているので、よし!としましょう。
今日のおやつの日のパンは、先日いちご酵母で起こした元種が安定して発酵するようになり、大活躍。
あんパン。オレンジシナモンロール。オレンジアプリコットの手作りジャムパン。いちごバターロール。
いちごバターロールは、いちごの発酵液といちごピューレを練り込んで作った、ほんのりいちご味のバターロール。
久しぶりに、パウンドケーキも焼いた。
この時期に食べたくなる、桜風味の白あんを練り込んだ、さくらパウンド♪
いちごバターロール。紫いものトルテ。
紫いものペーストは、ホワイトラムに漬けこんだバニラビーンズで香りづけをしている。
今回は、作ってみたかったフーガスを作った。
とはいえ、実はフーガス、私はまだ食べたことがない(笑)
このレシピ、パトリス=ジュリアンさんのレシピをほぼ忠実に再現して作ったので、たぶんこんな味で合っていると思うのだが、自分のイメージした通りにできた。
市販のフライドオニオンとベーコンを入れて。
本当は庭のローズマリーも入れたかったのだが、なんせ生地を仕込んだのが夜中の12時過ぎだったので、摘むことが出来ず、代わりに去年わずかに収穫したディルの種を加えてみたら独特の風味になっていい感じになった(南仏風?(笑)。
さて、ここまで読んでお気づきのことと思いますが、実は私は、製パン学校に通ったこともパン屋で仕事をしたこともない。パン教室に通ったことは幾分あるものの、パン作りに関しては、独学に近い。
自分が食べたいと思うようなパンを近くで売っていなかったので、それならばもう自分で作ろう!と思って作り始めたのがきっかけなので、華やかなデニッシュやバターがたっぷりのクロワッサンを作る気はないし作る技術も持ち合わせていない。
自分で作るならできるだけ安全なものを、と選んだのが自家製酵母のパン作りだった。最初からそのスタンスを貫くつもりで作り続けてきたおかげで、発酵の見極めがうまくできるようになり、風味豊かなパンを作れるようになった気がする。
噛むほどに味わいの広がるパン。これからもそんなパン作りを目指して試行錯誤していくことと思います。
なんだかそういうのおもしろそう、とか、そんなパンが食べたいのよ〜と思ってくださったら、おつきあいくださいませm(_ _)m